熱中症の軽症・重症とは?猛暑で救急搬送が2008年来最多・応急処置

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熱中症の軽症・重症とは?猛暑で救急搬送が2008年来最多・応急処置

梅雨明けに猛暑が続き、熱中症による救急搬送が急増し、消防庁の発表によれば2008年以来最多となったため、7月20日には日本救急医学会が「熱中症予防に関する緊急提言」を発表しています。熱中症とは、暑い環境に体が適応できないことで起こる、さまざまな不調や症状の総称です。つまり、熱中症の軽症ならば、めまい、だるい、気持ちが悪い、頭痛、足のふくろはぎの筋肉がつることです。

熱中症の重症になれば、意識がない、呼びかけに対しおかしな返事をする、真っすぐに歩けない・走れない、体がけいれんする、体が熱いで、高齢者や持病を持っている人などは死亡することもあります。このような熱中症の症状があれば、軽症や重症にかかわらず、救急車で病院に行った方が良いようです。

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熱中症の応急処置:首の頸動脈など3点冷やし・国際医療福祉大学病院の志賀隆先生談

国際医療福祉大学病院救急医療部の志賀隆先生は、救急車が来るまでの熱中症の応急処置としては、冷房の効いている部屋に移動する、水分と塩分補給をする(例えばみそ汁を飲む)、首の頸動脈と股の付け根とわきの下の3点を冷やす(例えば冷蔵庫か自動販売機の冷えた清涼飲料水のボトルか缶をタオルで包んであてる)、衣服を緩めて団扇で扇ぐ、、、を勧めておられます。

抗ヒスタミン剤服用や高齢者や肥満は熱中症になりやすい

蕁麻疹やアレルギー性鼻炎で抗ヒスタミン剤を服用していると熱中病になりやすい、高齢者は高い気温に鈍感になって気づきにくい、認知症で適切な熱中病対策を自分自身で取りにくいため熱中症になりやすいとも言っておられます。

また肥満の人も熱中症になりやすいと言っておられ、私の知人もまだ若くて元気でしたが肥満のため熱中症になり、自宅内で倒れ、独り住まいのため誰にも気づかれずに、亡くなられました。熱中症による死亡者の8割は、独り住まいの高齢者のようです。

日本救急医学会による「熱中症予防に関する緊急提言」

 

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