ジリ貧の下請け会社の救世主の金谷勉著の本「小さな会社が生き残る」

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金谷勉社長(セメント プロデュースデザイン)は、3/5のテレビ番組のカンブリア宮殿の中で「ジリ貧の下請け工場が斬新ヒット商品を連発!弱小を鍛え上げる!ものづくり必勝法」と紹介されましたが、金谷勉社長の基本戦略は「下請け工場の仕事の中で武器(他に負けない強み)を見つける」「消費者目線に立つ(どのようなものを作れば消費者に喜ばれるか)」です。このような金谷勉社長の考えをさらに詳しく解説したのが、金谷勉著の「小さな企業が生き残る 地域×技術×デザイン」という本です。

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金谷勉著の「小さな企業が生き残る 地域×技術×デザイン」のアマゾン・コムのレビュー「小さな会社だからこそできる戦い方をガイヤの夜明けにも出られたデザイン会社の社長が成功例をもとに分かりやすく、具体的にどのように売れる商品を作って販売されたのかが書かれている。読み終わった後には、ワクワクして 思わず紙に自分の強みや、やりたい事を書き出していた。そんなやる気にさせてくれる一冊です」

「努力を要求しないプロデューサー、デザイナーを信じてはいけない」

苦境に立たされたモノづくりの現場では、わらをも掴む思いでデザイナーやプロデューサーに助けを求めます。

しかしそこで行われている多くはその場しのぎに近いもので、つかの間の希望を感じるものの、結局問題は解決せずジリ貧となっていくケースが多いです。


現場で事業者が求めていることは、現状維持ではなく根治への道であり、根本原因を取り除き新しく生まれ変わることです。

しかし、それは著者の言うように、他人任せでできるほど易しい道ではありません。現状を改善し、正しい方向に進むためには、外部の支援だけでなく、本人の努力と情熱が不可欠です。この著書には、苦境の中でもあきらめず、著者と共に困難を乗り越えた人たちの成功事例が要点の分析を交えながら詳細に書かれています。

小規模事業者の事例が多いですが、中には個人の職人まで含まれています。どの事例も、倒産、廃業が目の前に迫る厳しい状況からスタートしていますが、
中でも、親子3人が必死の思いで相談に来た西島木工所の話など、八方塞がりの状況から持ち直した例は、誰が読んでも勇気を貰えるものではないでしょうか。

安易な方法論に流れない骨太の一冊で、事業者の方だけでなく、デザイナーの方にもぜひ読んで頂きたい内容です」。

実例:熊本の下請け町工場の丸山ステンレス工業が金谷勉社長の指導で開発した「焚火台グリル」(一人用ソロ)。 熊本のステンレス加工や板金溶接技術を持った町工場が初めての自社商品を開発。

 
熊本のステンレス加工や板金溶接技術を持つ町工場が初めての自社商品を開発。

 

まとめ:言われたことだけしていてはジリ貧になると・美容界のおしんも流行は自分で作り出すと

「美容界のおしん」のような存在の85才の現役経営者の小林照子さんは「世の中の流行に乗っていい気になっていると、すぐ振り落とされる。流行は自分が作り出すものです」「花を咲かせるだけでなく、根を伸ばすことも忘れずに」「楽を選べば転がり落ちる。面倒なことから着手する」とも言っており、その人らしさを生かしたナチュラルメイクを創出、業界初の美容液やパウダーファンデーションを開発するなど大ヒット商品を生み出した。死化粧や介護美容にも取り組んでいる。
 
新型コロナウイルスの蔓延で世界同時不況の有様です。
 
金谷勉社長(セメント プロデュースデザイン)は、自分の仕事の中での武器(強み)に気付かず活用せずに、消費者目線(どのようなものを作れば消費者に喜ばれるか常に考える)に立たず、言われたことだけをしていては、ジリ貧になると言ってます。
 

 

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