日系ブラジル人起業家の斎藤俊男さんはブランド長ネギ葱王で日本一

逆転人生
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日系ブラジル人起業家の斎藤俊男さんはブランド長ネギ葱王で日本一・成功の秘訣は正直と信頼と自信

日系ブラジル人2世の斎藤俊男さん(53才)は、埼玉県上里町で9年間でブランド長ネギ「葱王」を育て高級スーパーなどに卸し、その栽培面積は42.5ヘクタールで日本一の長ネギ生産量です。22才で来日。訪日ブラジル人の派遣業務から事業をスタートし、2009年に価額が比較的安定し年中栽培できる長ネギに目を付け、栽培を始めた。現在は、授業員数は200人以上。成功の秘訣は正直と信頼を裏切らないこと・自信を持つこと。2月にはNHKの逆転人生に出演されました。

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斎藤俊男さんはNHKの逆転人生に出演:どん底の連続・逆境を跳ね返す

斎藤俊男さんのプロフィール:人材派遣業・長ネギ生産・学校設立・返済不要の奨学金も

ウイキペディアによれば、斎藤俊男さんは、日系2世[1]1967年ブラジルパラナ州で生まれる[2]。パラナ州立ロンドリーナ総合大学教育学部を卒業した[1]。大学卒業後は地元の高校で体育教師をしていた。

1990年、改正出入国管理法の施行により日系3世までの日本での就労が可能になったことを契機に、親の祖国を見たかったとの理由で渡日した。渡日後は高圧電線のメンテナンスの仕事をしたり、埼玉県や岐阜県の自動車部品工場で働いたりした。このほか、日本語がうまく就職面接の通訳を依頼されたことも多く、あるとき訪問会社の社長にこれをビジネスにすることを勧められた。

1995年、人材派遣会社「有限会社ティー・エス」を設立し、日系人を雇って自動車部品の工場に派遣するビジネスを始めた。ビジネスは、子持ちの日系人が働きやすいよう会社に保育室を設けるなどの工夫もあり、しだいに評判を呼んだ。しかし2008年リーマンショックの影響で受注が激減し、3億円の借金を背負うこととなった[2]

税金が払えないと相談するために埼玉県上里町役場へ行く最中、荒れ果てた農地を目にし、役場では後継者がなく放置された農地が増えていると聞き、農業への参入を決意した。当初はキャベツやブロッコリーを栽培したが、出荷時の価格が安定せず、2009年からは価格の安定した長ネギを栽培を開始した。土づくりにこだわった長ネギの味や、出荷から販売までの早さをアピールし、しだいに栽培、販売規模を拡大させていった。2014年に、長ネギを「ねぎ王」というブランドで商標登録した(ブランド名はのちに「葱王」に変更)[2]。 漫画家のマウリシオ・デ・スーザとの合意により、この製品のパッケージには、 トゥルマ ・ダ・モニカホラティウスというキャラクターが描かれている。

斎藤は長ネギ栽培のほか日系ブラジル人の教育にも関与した。2009年、高校までブラジルのカリキュラムに沿ってポルトガル語で学べる学校「ティー・エス学園」を上里町で創設した。

2017年には日本人の子どもも受け入れる認可保育園を設立した。2018年には「ティー・エス財団」を設立した。同財団では、日系ブラジル人の子どもの大学進学のため、返済不要の奨学金を出している[2]

2014年、彼は埼玉県の大使に任命された。これは、その地域の政府から付与された称号で 彼は、埼玉に住んでいる外国人コミュニティの問題を管理するキーパーソンに指名されることに加えて、同じ州からグローバル賞も受賞した。

日本ブラジル友好通商条約第120周年を記念して発刊された「日系ブラジル人起業家50人の正体」という本には、ウォルター・サイトウの物語がある。 この本は、 ジョルナル・サンパウロ新聞と菅野庁によって出版された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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