タケノコの栄養素は豊富で天然の総合マルチビタミン・アミノ酸錠のよう
私の住んでいる東京近郊の自宅の周辺には、今春もタケノコが出始め、私は食べました。毎年ごとにタケノコの味は微妙に違いますが、今春のタケノコは例年より柔らかく甘く、タケノコ独特のえぐい味は薄かったです。タケノコは意外と栄養価が多く、グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸は疲労回復に効能があり、カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧や足のむくみとりの効能があります。まるでタケノコは、天然の総合マルチビタミン・アミノ酸錠のようですね。
ことわざの地産地消の健康法に納得:犬は竹藪のタケノコの先端をかじって食べる
タケノコはタンパク質や炭水化物を多く含み、100グラム当たり30カロリーあります。不溶性や水溶性の食物繊維、ビタミンB!,ビタミンB2, ビタミンB6, ビタミンC、ビタミンE,ビタミンK, カロテン、葉酸、フェニルアラニン、イソロイシン、リジン、セリン、バリン、グルタミン酸、パンテノン酸、アルギニン、マグネシウム、鉄分,亜鉛、銅など豊富にいろいろな栄養素を含みます。食物繊維はキャベツや小松菜と同程度あると言われています。フェルアラニンは、人間の気分を陽気にする作用があります。アルギニンは血管を拡張して血流を良くします。
私は、タケノコにどのような効能があるか詳しくは知りませんが、タケノコなどの栄養成分を調べていると、昔からのコトワザや言い伝えの健康法に「地産地消」があり、地元で季節ごとに採れる自然の恵みを順番に頂いて食べていれば良い、、、ということが、なんとなく納得できます。
その点、人間より本能が優れている犬なんか正直ですね。私がタケノコを掘っていると、犬がタケノコの先端だけかじって生で食べているのに出くわすこともあります。
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