万願寺の有機栽培のコツ:病害虫に強い・お公家さん好みの淡白な美味

万願寺
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こんにちは、ヒロさんです。

今回は、京野菜の辛くない唐辛子の一種の万願寺の有機栽培のコツを紹介します。

病害虫に強く、長さ10cmほどの実が、勢いよく多く11月の中旬ころまで収穫できます。野菜の有機栽培の中で、手間がかからず育てやすいのが万願寺の有機栽培のコツとも言えるでしよう。

味は唐辛子の一種ですが全然辛くないですが、フライパンで焼いて醤油をつけて食べると、淡白ですがいろいろな味が混じり合っているのが、口の中で噛み始めると感じます。

昔の京都のお公家さんは、このような味を美味しいと思っていたのだなと納得させられます。

戦国武将の織田信長は、このような味のものを食べられるかと激怒して、自分のお抱えとなった京料理の料理人を殺そうとしたようですが、、、。

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有機栽培の万願寺は病害虫に強く多収穫

 

万願寺の有機栽培のコツとしては、有機肥料や追肥のやり方、スコップで30cm深耕して土と有機肥料をよくかき混ぜる、、、はハクサイ、ナス、大根と同じです。

しかし、葉の裏にびっしり取りついて養分を吸い取って葉を枯らす目に見えないほどの極小のダニのような新害虫は、昔の京都のお公家さんと異なり、有機栽培の万願寺が嫌いのようで、取りつかないようです。

テントウムシやカメムシやアオムシやオンブバッタ(メスの背中にオスが乘る)などの害虫も、有機栽培の万願寺が嫌いなようで、実に食らいついて穴を開けません。

カラスなどの鳥やタヌキなども嫌いなようで、実をかじりに来ません

病気にも強く、寒さにも比較的強く、追肥として有機配合肥料、油粕、鶏糞を均等に混ぜたものを、片手一握りづつ、株と株の中間に置き、手で浅く軽く土とかき混ぜると、寒さが増してくる11月中旬ごろまで、毎日収穫できます。

とにかく食べきれないほど実がなります。秋に5日ほど収穫を忘れていると実が赤くなり、それでも収穫しないと腐り始めます。赤くても実が腐っていなければ、美味しいです。

有機肥料負けの苗の植え直しのコツ

 

なお、有機栽培の万願寺は病害虫には強いですが、他の野菜と同じように、元肥に多く有機肥料をやり過ぎて土中の有機肥料の濃度が高い場合、肥料負けし根を痛めたり、有機肥料の発酵熱で根腐れを起こして、うねに植え付けた苗が枯れやすいです。

うねに万願寺の苗を植え付けて1週間経過しても、苗に元気がなければ、引き抜いて、引き抜いた穴に、肥料のついてない畑の土を両手1杯分入れその真ん中に植え穴を作り直し、潅水してから買い直した万願寺の別の苗を植えます

すると、植え直した万願寺の苗はすくすく育ち始めます。

まとめ

 

12月に入り霜が降りるようになって、有機栽培の万願寺は枯れました。

11月の中旬ごろまで、毎日食べきれないほど収穫でき、フライパンで焼いた後に、特に江戸時代に将軍家御用だったヤマキ醤油の御用蔵という醤油をかけて食べると、淡白ながらいろいろな味が微妙に混じり合って奥深い美味になり、美味しい上質の米を食べているようで、毎日食べても飽きがきません

私は、舌を楽しませてくれる有機野菜の野菜は成長が止まったり、実がならなくなっても、なるべくすぐ畑から引き抜かず、感謝の意味を込めて、自然死させてます

この場合、実のなるものは、1株に2個ほど実を残してやるようにしてます。

エスキモーは、大きな魚やアザラシなどを獲って食べる場合、頭だけは食べずに、「迷わずに海に帰り、また来いよ」の意味を込めて、海に帰してやるそうです。

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