一方で、どうやって収益を生むのか、どうやって日本中に展開させていくのか、当時は全く解もなく、「それでも誰かがやらなければいけない」という使命感と可能性だけを信じて、2009年にAsMamaを起業。気が付けば、日本中の共感者と共に、全国で共助コミュニティ創りに取り組み、ちょうど10年を迎えます。
『コミュニティがお金になるのか』、『どうやって企業や自治体と連携するのか』など、暗中模索、紆余曲折しながら取り組んできましたが、一方で必ず道は拓けてきたことも確かです。当時は赤裸々に何が苦難だったのか、それをどうブレークスルーしたのかなどもお話させて頂き、少し先に起業したものとして、皆さまの今後の活路を開く講義が出来れば幸いです。未来の偉大なる起業家の皆さまとのミートアップを心から楽しみにしています」。
AS Mamaは、全国で年間800回くらいの地域交流の場を作りながら、周辺で子育てをお互いに助け合えるコミュニティを作るのを手助けし、1時間500円で子供の送迎や託児を顔見知り同士で頼めるようにします。登録者数は7万人。子育てが終わり、少しでも働いてお金を稼ぎたいママも登録ができます。
ただ登録するだけではダメで、友達申請し、登録者がお互いに招待したり招待されたりして、普段から顔見知りになっておく。あとは助けてほしいときに、助けてほしい拠点から半径2キロ、5キロと範囲を選んで、その中の人達にSOSを発信すれば助けてくれる人が見つかるという仕組み。