大根の有機栽培のコツ:2本立ちも半分残す・上質の調味料で煮物に

大根
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こんにちは、ヒロさんです。

ハクサイやナスの有機栽培のコツに続いて、夏どりや秋どりの大根の有機栽培のコツを紹介します。

夏どりや秋どりの大根の有機栽培のコツとしては、有機肥料や追肥のやり方、スコップで30cm深耕して土と有機肥料をよくかき混ぜる、極小の新害虫の駆除、、、は、ほとんど同じです。

しかし、夏どりや秋どりの有機栽培の大根の成長は、化学肥料栽培と比較して、放置していると大人の男性の腕の太さの3倍ぐらいになります。

大きくなり過ぎても、水っぽくなく大味でなく美味ですが、そうそう毎日大根ばかり食べられないし、いっせいに食べごろの太さに早くなり、食べるのに困ります。

食べられずに畑に太くなるままにしておくと、大人の男性の腕の太さの3倍ぐらいになり、上部から腐りやすくなります

このため、夏どりや秋どりの大根の有機栽培のコツは、収穫の前期と後期に分けて、別の育て方にあると思います。

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いっせいに太くならないように1本立ちと2本立ちに分ける

有機栽培の大根は、極小の新害虫によって、ナスやジャガイモのように枯れるほどの被害は受けませんが、葉が元気がなくハツラツさをなくしますので、そのような症状が出始めたら害虫として駆除します。

そうすると、有機栽培の大根は、葉にハツラツさを取り戻して、勢いよく長く太くなります。

食べごろの太さになれば、引き抜いて、大根おろしや煮物して食べます。

しかし、畑の有機栽培の夏どりや秋どりの大根は、食べるのが追い付けないほど長く太くなります。

このため、有機栽培の夏どりや秋どりの大根は、1本立ちと成長を遅らせる2本立ちに、半分づつ分けています

大根は巾50-70cmのうねを作り、直径6-7cm深さ7cmの種の蒔き穴を作り、蒔き穴に潅水後に種を穴の周囲に6粒、蒔き穴の中心に1粒蒔き、土をかぶせます。

普通は、本葉が1枚になったころから、大根株が3本残るように間引きし、本葉6-7本のころ1本立つように間引きます。

普通は、一番勢いの良い大根株だけ1本残るように間引きします。

しかし、私は早くいっせいに長く太くなっては食べきれないし、畑で腐らせやすいのでので、それを避けるために、有機栽培の大根の株の半分は蒔き穴1ヶ所ごとに2本残るようにして、成長を抑えてます。

私は、収穫期がくれば1本立ちの有機栽培大根から先に食べ、それが食べ終わってから2本立ちの大根を1本づつ引き抜いて食べ、抜いた穴には手で土をかぶせています。

2本立ちの有機栽培の夏どりや秋どりの大根は、それでも普通の大根より大きくなり、味も1本立ちと変わらず美味しいです。

これは一般的な大根栽培の小さなコツですが、蒔き穴から芽を出し葉が大きくなり始めた大根を間引く時に、片手で勢いよく引き抜くと、残すつもりの大根まで一緒に引き抜くか、根を痛めて枯らしやすいので、それを避けます。

間引く大根の株の根元を片手の指でやさしく挟み、土の上も指で押さえながら、もう一方の片手でゆっくり引き抜きます。

追肥として、大根が太くなり始めると、大根の株の中間に、有機配合肥料と油粕、鶏糞を均等に混ぜたものを、片手一握りづつ置き、土と浅く軽くかき混ぜます。

有機栽培大根の美味を引き出すため添加物の入ってない上質の調味料で煮物に

せっかく素材そのものが美味しい有機栽培の大根やハクサイやナスやジャガイモなどを作っても、調理する時に化学調味料や添加物の入った調味料を使って、味を減じないようにしましよう。

約5割高ですが、化学物や添加物のなるべく入っていない上等の調味料を自然食品の店などで購入して使いましよう。

私は、埼玉県神川町の名水と天日塩と国内で契約している農家産の大豆と小麦を使って、木樽で昔ながらの製法で本格的な醤油を作っている「ヤマキ醤油」の醤油を、長年自然食品の店で購入してます。

煮物やおろしや刺身などに使い、餃子を食べる時にも使っています。

ヤマキ醤油は、江戸時代は将軍家御用の醤油屋で、その醤油は「御用蔵」と呼ばれています

柔らかく奥深い辛味と甘味と香ばしさがあります

ヤマキ醤油の「御用蔵」1.8Lは、楽天市場で1620円で買えます。

酢は、化学物や添加物を使わずに昔ながらの自然醸造で作った京都府宮津の「富士酢」を自然食品の店で長年買って、大根おろしに一寸入れたり、酢の物を作る時に使ったりなどしています。

餃子を食べる時にも、醤油の御用蔵に一寸加えています。

富士酢は、柔らかいが強い酸っぱさで、変に甘たるくないです

砂糖も白砂糖は使わず、塩も天日塩か釜で海水から作ったものを使っています。

味噌も5割高ですが、添加物が入っておらず国産大豆を使って天然醸造した香ばしく奥深い味のするものを、自然食品の店で長年買っています。

まとめ

大根もいろいろ味があり、パサパサのもの、大味のもの、水っぽいもの、灰や尿の臭いのするもの、泥や土の臭いのするもの、妙に辛過ぎるもの、、、があります。

有機栽培の大根は、柔らかい甘味と辛味が混じり合い奥深い味で、口中を清浄にもする感じです。

このように美味の有機大根の旨味をさらに引き出す添加物の入ってない上質な調味料を自然食品の店などで買って使い、煮物にしたものを食べていると、ほっこりした感じになり、しやわせを感じやすくなると思います。

勿論、有機大根の煮物は冷えてからも美味しく、大根おろしにしたり、みそ汁に入れても美味しいです。

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